Book
&
Papyrus
出版を再定義し、
得たものは、誰も見たことのない出版の可能性。
捨てたのは、妥協。
出版の悲観的未来など誰にも言わせない。
いつの時代でも著作を蓄積できる。いつの時代でも本が残り手に入る。著者の権利を保護する。
これらの本質的解決なしには電子出版は続くことができない。
5、6年持てばいい電子出版との決別。
これがフットプリント・オンラインの出発点。
古代エジプトのパピルスの再定義。巻物の電子化が出版を一変させる
スクロールビューワーの登場は古代パピルスを彷彿とさせるものでした。しかし、そのほとんどは単にページの電子化であり静的なものでしかありませんでした。 1年の始まりとともに誕生し、日々自動更新され、年の終わりとともに完結して1冊の書物としてアーカイブされる。 開く度に当日の銀座の展示情報、展示予定を示すカレンダー、紹介文、地図にリニューアルされた状態のページたち。上から順に連なるページの中で、あるページはそれが本の表紙となりそのページ内で本を次々にめくることができる。書棚と解釈することもできれば、参考文献の現物提示と考えることもできる。 そういう動的な本の世界を実現しようとすれば、電子本制作アプリを使用して1冊1冊作ることは可能でしょう。しかし、上記のようなビジョンすべてが同一システムで特別なアプリケーションもなく単にページの集め方としてシンプルに構築できたとしたら、その無限の組み合わせが人々に解放されます。 フットプリント・オンラインが実現したものはまさにそれであり、ページ独立性、コンテンツ保管のシンプルさを保ちながら、それらの組み合わせ、重ね合わせの問題として解決しました。
時間や技術の変化に耐え、高度な出力表現を支えるものはシンプル性の追求
フットプリント・オンラインはその実現のために対称性という概念を形成しました。それはシンプルなコンテンツ構造、シンプルな出力エンジン、シンプルなインターフェース構造を保証する概念です。100年経っても再現できるデータの標準化、デザインを表現方法、表現サイズなどにわけてデータベース化することで得られる耐久性の獲得、シンプルなエンジンの集合としての検索システム。そしてこれら全部に横たわる対称性の維持。この集積によりシステムは時間耐性を得て次の世代、さらにその先へとアーカイブを引き渡し、受け入れ成長することが可能となったのです。
版権・著作権保護なしに出版は続かないという理念のもと
蓄積されたアーカイブ、その一つひとつの著者の権利を守る。これも時間耐性を得るために欠くことのできない条件です。フットプリント・オンラインはこの著作権管理についてもこれまでにないシステムを構築しました。

1)第三者がコンテンツを引用した際の許諾管理とその引用版流通に関するトレースと保護機能
2)出版物そのものの保護機能(印刷の制限、画像のドロップダウン禁止、テキスト保護等、著作物複製に関する保護)

さらには出版様式に応じたログイン制限など著作保護のありかたを追求し続けています。 そうしてこそ、出版は続くという信念のもとに。
セキュリティ/リンクサービス
全ての出版物に公開レベルを設定することが可能です。例えば、会報誌を会員限定でサイトに公開したり、活動に協賛してくれた企業に活動報告書を電子出版で献本したりすることができます。また、作成した出版物を外部サイトに表示できるリンクサービスも実装しています。また、ワンクリックでブラウザーを起動しログイン、認証し書棚を開くインスタントアクセス(新聞における配達イメージ)の提供など、この分野一つをとっても他にはない機能、サービスが充実しています。